自己啓発
頭痛が添い寝してくれる午前4時に綴っております
肌を刺す風にと共に四足歩行の家族の寝る部屋に足早に入る
最速で温風を降らす
冬の思い出は何か足りないような気がする
別に足りてない事なんてなかったはずでも
お正月しかり、大晦日しかり
何かやり残したことがありそうで焦る
きっと大人になっていくのが嫌なんだと思う
大人が嫌いな訳では無い
どうも社会と呼ばれるコミュニティではリミットが腐るほどあるみたい
生涯にも幾つか〆切のような物がある
二十歳を超えると大人と認められ、自立も出来てない者にも容赦なく降りかかる
かと言ってそれが嫌な訳でも無いし寧ろ二十歳には早くなりたいと生き急ぐ
学生の頃思い描いていた二十歳はもっともっとキラキラしていた
欲しいものが欲しかったものに変わる時にいつも思い知る
何かを成してもいないのに顔出せるはずのない同窓会
背広の袖に肘を通す友達が本当に眩しく見えて思わず目を背けてしまった成人式
思えば全て寒い時期やったような
春が待ち遠しいのはいつの日も同じだな
芽吹き、咲き誇る木々に重ねて
俺の人生は未だ冬かもしれないが四季のある邦では次は春と決まっているのだ
断定の美学、諦めるまでは諦めないぜ
大粒の涙で固めた地面で踏んだ地団駄が更に意志を硬くする
ちっちぇ石ころでも上ばかり見てるとつまづくぞ
書くことはきっと何も変わっちゃないしそう生きてきたのだから
負けそうになったらまた此処に帰ってこればいい
俺を救う為の文章は誰かの何かになれてるだろうか
昨日書いたのでごめん