ウノダイアリー

ただの人間の綴り

暫定、最愛の人へ

 

慣れない煙を吸い込んだ

少しだけ満たされた気がした

また会いたいなと思って

あなたの真似をして吸った苦手だったはずのタバコ

 

 


あの日の言葉から2160時間経って

季節はいつの間にか春に移り変わろうとしていて去年から匂わせている「花粉症」を今年も患おうとしている

相変わらずまだ歩き出そうとはしてるものの半歩ほどしか進めていない

 

けど

 

相変わらずスラスラ歩き出してった君の面影に

まだ慰められている

 

慰められていると表現するのが正解かわからんけど

 


ローカル線の終電間際にコンビニに寄り

あなたの銘柄を聞いて、真似して買った

これで染まってあわよくば変われたらなと思って

でも吐きだした煙のように掴めずもうワガママも聞いてくれなくなった

知らない誰かのところに帰ってしまう

胸が苦しくなってすっぽり空いた隙間を埋めるように目一杯吸い込んだ

 


別に戻れとは思わないけどあの時どうすればよかった?

別に責めるつもりはないけどあの時何を考えてたの?

少しだけしか期待はしないけど今でもくれる連絡は何のため?きっと自分が思ってるような理由では無いやろうけど

 

当時も、今でも、いつでもわかり合ったフリして同じような考えを持ってるフリをして

本当は真似し合ってただけなんかもね

 


随分前にすれ違ってた思いは、

2人の歩幅はズレてしまっていた

 

愛し、おそらく愛された人だからわかってしまう、嫌なほど、疑ってしまうほど

時間が経つごとに思い出は美化されて 

2人の距離は詰まらないまま

つまらなくなった日常ごと

溶けて消えていってしまうんやろうな

 

 

まぁそれでも

人生最愛の人"だった"から悪くないな

 

 

「今でもまだ」は消えるまでにしとく

 

そんな歌をかけました

 

披露する場はあるかわからんけどあればそんな感じの歌なんかぁって聞いたってください。

 

上手いこといかんことを上手いことするのができた人なんかな

 

愛読ありがとう

 

 

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